フィリピンの与党PDPラバンは24日、ドゥテルテ大統領が、2022年5月に大統領選と同時に実施される予定の副大統領選に党の公認候補として出馬することを了承したと発表した。
党幹部の声明によると、ドゥテルテ氏は「犠牲を払い、人々の声を聞き入れることに同意した」という。
再選禁止規定により、ドゥテルテ氏は次期大統領選に立候補できない。そのため、今年5月の党員総会でドゥテルテ氏を副大統領候補とする決議が承認されていた。党は「若い世代への手腕の継承のため」とするが、事実上の「2期目」を目指す動きとみられる。
大統領候補は9月8日に開かれる党大会で公表される見込み。地元メディアでは、ドゥテルテ氏に近いボン・ゴー上院議員が党の大統領候補として取り沙汰されているが、ドゥテルテ氏の長女で南部ダバオ市長のサラ氏も出馬に意欲をみせているとされる。【バンコク石山絵歩】
ドゥテルテ氏が副大統領選に出馬へ 「2期目」目指す動き - 毎日新聞 - 毎日新聞
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