【ニューヨーク＝平田雄介】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官は３日、クオモ同州知事が退職者を含む複数の女性職員にセクハラをしていたとの捜査結果を発表した。
クオモ氏は２０１１年に同州知事に就任し、現在３期目。発表によると、クオモ氏は若い女性職員に対して体を触ったり、キスをしたりしたほか、不適切な発言をしていた。少なくとも１人の女性に対しては告発されるまでセクハラを繰り返していたという。
今年２月以降、クオモ氏によるセクハラ被害の告発が相次ぎ、ニューヨーク市のデブラシオ市長や州議会の民主党議員約６０人が辞任を要求している。
地元紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）は同州議会上院で進むクオモ氏の弾劾手続きが勢いを増し、辞任を求める声が強まる可能性があると速報した。
バイデン米大統領も今年３月、セクハラ疑惑が事実と認められれば辞任すべきだとの考えを示していた。
ＮＹ州知事のセクハラを認定 州司法長官が捜査結果発表 - 産経ニュース
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