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Sunday, December 5, 2021

ローマ教皇「移民めぐる状況ほとんど変化ない」事態打開訴え - NHK NEWS WEB

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は、ヨーロッパを目指す難民や移民の経由地となっているギリシャ東部の島を5年ぶりに訪れ「移民をめぐる状況にはほとんど変化がない」と指摘し、事態の打開に向けた国際社会の一致した取り組みの必要性を訴えました。

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は5日、ヨーロッパを目指す難民や移民の経由地となっているギリシャ東部のレスボス島を訪れました。

フランシスコ教皇の訪問は、中東のシリアなどから大勢の難民が押し寄せていた2016年以来、5年ぶりで、およそ2200人の難民や移民が生活している施設を訪れました。

フランシスコ教皇は施設で行った演説で「移民をめぐる状況は世界的にほとんど変化がない。ヨーロッパには、自分たちとは関係ないという態度をとり続ける人たちがいる」と批判したうえで、事態の打開に向けた国際社会の一致した取り組みの必要性を訴えました。

移民をめぐっては、旧ソビエトのベラルーシが、ポーランドとの国境付近に意図的に多くの人たちを集め、不法に越境させようとしているとして、12月、EU=ヨーロッパ連合などがベラルーシの政権側に制裁を科しました。

また、フランスからイギリスへ渡る不法移民が急増していることをめぐり、両国が互いを非難するなど対立にも発展しやすく、難民や移民の問題は、引き続き難しい課題となっています。

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