【シンガポール=森浩】東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国ブルネイは16日、オンライン形式で15日に開いた臨時外相会議の議長声明を発表し、10月下旬の首脳会議にミャンマー国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を招待しないことを明らかにした。特使受け入れに消極的な国軍に圧力を加えた形で、「内政不干渉」が原則のASEANとしては異例の対応だ。
国軍がクーデターで実権を握ったミャンマー情勢をめぐり、ASEANは4月、総司令官も参加した首脳会議で、暴力の即時停止や特使受け入れなど5項目で合意した。特使は拘束中のアウン・サン・スー・チー氏や民主派が樹立した挙国一致政府(NUG)メンバーとの面会を目指しているが、国軍は受け入れに難色を示している。
15日の外相会議には、国軍が外相に任命したワナ・マウン・ルウィン氏も出席した。会議では国軍の非協力的な姿勢に反発するインドネシアやマレーシアなどが、総司令官の首脳会議出席に異論を唱えたもようだ。
議長声明は「建設的な対話の確立についてミャンマーの関与に懸念がある」と国軍を批判し、特使の早期受け入れを促した。その上で、首脳会議には総司令官ではなく、「非政治的な代表を招待する」と発表した。ミャンマーから誰を招待するかについて合意に至らなかったが、同国外務省幹部の名前が浮上している。
ミャンマー国軍トップ招かず ASEANが圧力 - 産経ニュース
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