
北朝鮮が寧辺にあるプルトニウム生産のための原子炉を再稼働させたもようだ。同国の核兵器増強が可能になりかねない。国際原子力機関(IAEA)が明らかにした。 IAEAの指摘が事実なら、アフガニスタンからの撤退やイラン核合意の復活といったジョー・バイデン米大統領の外交課題に新たな問題が加わることとなる。 IAEAがまとめた北朝鮮の核開発についての年次報告書は「7月初旬以降、冷却水排出など原子炉の稼働に一致する兆候が見られる」としている。 同報告書によると、寧辺の原子炉は2018年12月から21年7月初旬まで稼働を停止していたとみられる。この原子炉が現在、稼働している兆候があるほか、近隣の研究所で使用済み核燃料からプルトニウムを抽出している兆しも見られるという。 北朝鮮の国連代表部はコメント要請に応じなかった。バイデン政権関係者からも今のところコメントは得られていない。
By Michael R. Gordon and Laurence Norman
北朝鮮、寧辺の原子炉を再稼働か(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment