北京、中国、8月6日(AP)― これまでの新型コロナウイルスより感染力の強い変異種デルタ株の感染拡大で、中国政府の都市封鎖政策が試練に直面している。 新たな感染は世界の金融市場に衝撃を与え、北京政府の対応次第で、製造とサプライチェーンを混乱させるのではないかと懸念されている。 今回のデルタ株感染源は、江蘇省南京空港で7月10日にロシアからの到着便を清掃した空港職員だといわれている。 南京空港を経由して、湖南省の観光スポット張家界に向かった旅行者により、デルタ株の感染が拡大。さらに張家界から北京を含む少なくとも17の都市に、一気に広まったものと見られている。 昨年、湖北省武漢で新型コロナウイルスの感染が発生した際は、「ゼロ・トレランス政策」の厳格な実施で、すべての感染者を隔離すると同時に、都市封鎖で外部からの侵入を徹底的にシャットアウトして防疫に成功した。 しかし、13.9億人の生活への影響を考えたとき、中国政府は経済と社会活動を再び全面的に停止することなく感染を阻止するという、難しい局面に立たされている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
【映像】中国でデルタ株感染が拡大 南京空港から北京など17都市に(AP通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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