2021年07月30日16時23分
【マニラ時事】フィリピンのドゥテルテ大統領は、米国との間で懸案になっていた「訪問米軍に関する地位協定(VFA)」を維持することを決めた。自身が昨年、協定の破棄を打ち出していたが、撤回した。ロレンザーナ国防相が30日、記者会見で明らかにした。
ドゥテルテ大統領は29日夜、訪比したオースティン米国防長官と会談し、直後に破棄を撤回。両国の軍事同盟に深刻な亀裂が生じる事態が回避された。南シナ海の軍事拠点化を進める中国に対する一定の抑止力となりそうだ。
ロレンザーナ国防相は会見で、「協定は再び有効だ。何事もなかったかのように撤回された」と強調。同席したオースティン長官は「前進する確信を一定程度得られた」と述べた。 ![]()
米軍地位協定を維持 フィリピン、破棄を撤回 - 時事通信ニュース
Read More

No comments:
Post a Comment