
クーデターで権力を掌握したミャンマー国軍が6月末、抗議デモなどに関わったとして拘束していた2千人以上を解放した。
これに先立ち、国軍トップが外遊で1週間以上も国を空けるなど、統治への自信の表れとみられる動きが目立っている。
ミンアウンフライン国軍最高司令官は6月20日から8日間かけてロシアを訪問した。2月1日のクーデター後、外遊は4月にインドネシアであった東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に次いで2度目。前回は日帰りだった。
ロシア訪問中は「国際安全保障モスクワ会議」で演説し、アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が勝利した昨年の総選挙で「不正があった」としてクーデターを正当化。「我々は民主主義のシステムに戻る努力をしている」「世界のすべての国が、自らの主権を守るためにあらゆることをする権利を持つ」などと持論を展開した。
現地メディアのインタビューでは、市民による抗議デモを「テロ行為」だと非難したうえで、「今ではテロ行為はあまり見られなくなった。テンポは著しく低下している」「ほとんどのテロ行為は対策が可能だ」と余裕を見せた。
拘束した2千人超を解放 ミャンマー国軍、統治に自信か - ライブドアニュース - livedoor
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