【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの裁判所は21日、資金洗浄などの罪で起訴されている大統領選決選投票の候補者で、日系2世のアルベルト・フジモリ氏(82)の長女、ケイコ・フジモリ氏(46)を聴取し、検察側が接触禁止の証人と連絡を取ったとして提出していた予防的収監の請求を却下した。
ケイコ氏は6日実施の決選投票の集計上の「不正」を訴え、地方票の一部の無効化を申請中。選挙管理当局の審査が続く中、予防的収監を認められケイコ氏が拘束されれば異例の事態になると注目されていた。
決選投票は、集計終了の時点で対立候補の急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が0・25ポイント差でケイコ氏をリード。審査が終了し、最終的な選挙結果が発表されるのは6月末から7月初旬の見通し。
ケイコ氏は今年3月、2011年と16年の大統領選時にブラジルの建設会社から違法に受け取った現金の資金洗浄などの罪で起訴され、禁錮30年10月を求刑されている。
ケイコ氏の予防的収監を却下 ペルーの裁判所 - 産経ニュース
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